2011年08月15日

天使の羽根を踏まないでっレビュー



2011年7月29日にMEPHISTOから発売された
「天使の羽根を踏まないでっ」の感想です。ウィルプラス系列から
新たに朱門さん専用ブランドとして発足したMEPHISTOのデビュー作。
デビュー作だからかいつもの朱門作品よりかは万人向けに作られていると
いった感じかな?信者の方にしてみればちょっと物足りない感があるのかも
しれませんが、私はこのぐらいが好きかも。朱門さんの作品の中では一番好き
です。

評価

シナリオ:A+ キャラ:B+ 絵:B+ エロ:B− 音楽:A


総合評価点数 85点

以後ネタバレ注意

シナリオ

いつ空やきっすみなど個性的な作品で知られる朱門優さんがメインライター。
朱門さんといえば薀蓄が物凄く多く、かつ文章で回りくどい言い回しを多用
する一言でいえば「クドい」ライターさんですが、今回も相変わらずクドいは
クドいもののいつもよりかはゆるめに書かれており、取っ付き易くなっています。
物語の背景や魔術などの設定は物凄く練られており、流石は朱門さんといった
ところ。特に三竦みの魔術の設定は良かったと思います。まあ羽音さんはチート
過ぎると感じましたが(笑)どのルートも見せ場があり、楽しめました。強いて
いうなら空ルートだけは根本的な問題が解決していないような気がしたのでアレ
でしたが・・・。メインルート以外も頑張っていたというのはいつもの朱門さん
と比べるとよかったのではないかと。伏線もほぼ回収されていたと思いますが、
唯一最後の一人である桐野さんについての描写が足りなかったように思える。
このへんはプレイヤーのご想像にお任せしますってことなんですかね。
出来れば最後の想いやらひかるへの言葉やらちゃんと書いて欲しかった。

キャラ

トロ先輩が可愛すぎる。なんだかんだで一途なところが良かった。シーンは
あるけど専用ルートも欲しかったなあ。というか「七人」の一人なんだから
あってもいいだろ・・・。グランドエピローグでのノリノリなトロ先輩も
◯。主人公のあやめは最初声が合わないかなと感じていたのですが、終盤の
怒りの演技で魅せられた。合わないとか思ってすみませんでした。やるなー
鈴田さん。あと個人的に光っていたのはひかる役の遠野そよぎさん。
ユースティアのコレットの時も思いましたが、こういうギャップのあるキャラ
上手いなあ。



塗りはとても好きな塗り方ですね。蛇足せんたろうさんの絵はやっぱり独特
なので人は選ぶでしょうが、悪くはなかったです。個人的にはひかるがスカート
をたくし上げる一枚絵がお気に入り。でも照の私服はどーにかならんかったん
かなあ。折角照可愛いのにね。あとトロ先輩や憩先輩の私服も見てみたかった。
SD絵のヨダさんはいつものヨダさんだった。元気そうでなによりです(笑)

エロ

頑張って書こうとしているのはわかるのですが、正直蛇足感が否めない。
枠は多いけどどれも水増ししてる薄いシーンばかり。エロが見られてちょっと
ラッキーと思う程度でしょう。特にグランドルートでのエロは強引すぎる。
なんであそこで入れたんだろう?台無しだった。あとエロシーンでの主人公
ボイスはいらないと思う。わざわざOFFにしないといけないのが面倒だった。

音楽

きっすみに引き続き樋口秀樹氏が担当。きっすみの紅葉ほどではありませんが
OP曲は結構好き。エンディングのシーンで流れたのはとても良かった。
バトルシーンでの曲にもっと激しいのが欲しかったかな。ヨダパッチでのOP
ムービーは笑った。ホルバインが酷すぎる(笑)

総評

一言でいえばかなりよかった。相変わらず人は選ぶでしょうが合う人には
堪らないのではないかと思います。今年発売のゲームでは個人的に話の出来
だけならアルテミスブルーに匹敵するくらい好きです。超展開は朱門さん
なので仕方がない。シナリオの練度は高いと思うのでシナリオ重視の人なら
突撃してもいいかもしれません。おすすめ。
posted by ゆーく at 12:12| Comment(0) | PCゲーム | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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